ラムパーン県 (Changwat Lampang)
ラムパーン県内にはワン川が流れその平地を取り囲むように山地がある.
ランパン市周辺の山地では陶石、粘土、褐炭を豊富に産出するため鉱業が盛んである. またこれらを原料にした窯業が盛んである. ムアンラムパーン郡とコカー郡には200を越える陶磁器製造工場が散在している. 主な製品は植木鉢や人形などの調度品、タイルや飾柱などの建築資材、食器など.
県内メーモ郡では地下に褐炭(リグナイト)が豊富に埋蔵されており、これを露天掘りで採掘すると共に鉱山上にタイ最大の火力発電所を建設し、採掘後直ちに燃料として使用している.
県内チェーホム郡には、県内で産出される褐炭と石灰石を使ったタイ北部では最大のコンクリートプラントがある.
農業は稲作の他、パイナップルの生産が盛んである.